人事制度では、社員の不満が募ることによって、ときには問題に発展する場合があります。今回は具体的にどのような事態を招くリスクがあるのかを、詳しく紹介していくので参考にしてみてください。
モチベーションの低下
人事制度における評価に不満が募ると、社員のモチベーションが低下します。「頑張っても評価されない」「結果を出しても意味がない」と感じてしまうため、業務における生産性も下がってしまうでしょう。
これは、会社そのもののサービス品質が悪くなることも意味します。最悪の場合はクライアントからの印象も悪くなり、社内全体の環境がどんどん悪化してしまう可能性があるのです。
離職率の向上
人事制度に不満を感じている社員が、いつまでもその会社に居続けるとは限りません。いずれは離職をして、もっと居心地の良い職場を探し求めるでしょう。
離職率が向上すれば、新たな人材を覚悟するためのコストがかかります。また、これまで企業に貢献しれくれた優秀な人材を失えば、業務に穴が開いてしまうことも避けられなくなり、さらに生産性が低下してしまうのです。